ワークシートを削除する時は、Deleteメソッドを使います。
削除するシートは、「シート名」や「インデックス(何番目)」で指定できます。
シート名で指定し削除
Worksheets(“○○”).Deleteと書き、○○の部分に「シート名」を指定します。
POINT
シート名で指定する時、シート名をダブルクォーテーションで囲みます。
コード
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
'警告メッセージを表示しない Application.DisplayAlerts = False '住所一覧を削除 Worksheets("住所一覧").Delete '警告メッセージを表示 Application.DisplayAlerts = True |
解説
Worksheets(“住所一覧”).Deleteとなっているので、「住所一覧」というシートが削除されます。
シートを削除する命令の前後では、Application.DisplayAlertsを使って、シート削除の確認メッセージを表示しないようにしています。
インデックスで指定し削除
Worksheets(○○).Deleteと書き、○○の部分に「インデックス(何番目)」を指定します。
POINT
インデックスで指定する時、インデックスの数値はダブルクォーテーションで囲みません。
コード
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
'警告メッセージを表示しない Application.DisplayAlerts = False '6番目のシートを削除 Worksheets(6).Delete '警告メッセージを表示 Application.DisplayAlerts = True |
解説
Worksheets(6).Deleteとなっているので、左から6番目のシートが削除されます。
注意すること
エクセルのブックから、すべてのシートを削除することはできません。そのためシートが1つしかない時、そのシートを削除しようとするとエラーが発生します。
その他テクニック