データ型がわかるように、変数名の先頭に3文字の英小文字(プリフィックス)を付けます。
プリフィックス以外は、各単語の先頭を大文字とします。
理想は全て英単語による命名ですが、無理して英単語のみで命名すると、後からプログラムを見た時に意味が分からなくなります。
そのため、基本的な単語のみ英単語、難しい単語はローマ字表記の混在となってもOKです。
また、繰り返し処理用のループカウンタ(i,j,k)は、プリフィックスを付けなくてもOKです。
それよりも、ループ自体が何を繰り返しているかわかるように、iやjでなく、rowNo(行の繰り返し)など意味のわかる名前をつける事の方が大事です。
データ型 | プリフィックス | 例 | |
---|---|---|---|
ブール型 | Boolean | bln | チェック結果 blnCheckResult |
バイト型 | Byte | byt | 管理番号 bytKanriNo |
整数型 | Integer | int | 売上数 intUriageCnt |
長整数型 | Long | lng | 売上数 lngUriageCnt |
単精度 浮動小数点数型 |
Single | sng | 検査結果 sngKensaResult |
倍精度 浮動小数点数型 |
Double | dbl | 検査結果 dblKensaResult |
通貨型 | Currency | cur | 売上額 curUriageGaku |
日付型 | Date | dtm | 開始日 dtmStartDay |
文字列型 | String | str | 商品名 strShohinNm |
オブジェクト型 | Object | obj | ファイルシステムオブジェクト objFSO |
バリアント型 | Variant | var | 配列 varArray |
※VB.NETのサイトなどではプリフィックスに対する否定的な意見が多いです。
でもVBAにおいてはプリフィックスをつけることで、プログラムの見やすさやタイピングの速さ(入力候補による絞り込みが簡単)が増します。
(私個人としては、テキストボックスなどオブジェクトにはプリフィックスを付けて、変数にはプリフィックスを付けないことが多いです。)
でもVBAにおいてはプリフィックスをつけることで、プログラムの見やすさやタイピングの速さ(入力候補による絞り込みが簡単)が増します。
(私個人としては、テキストボックスなどオブジェクトにはプリフィックスを付けて、変数にはプリフィックスを付けないことが多いです。)