僕は職業訓練校で、エクセルVBAの講師を何回かしたことがあるのですが、その時に教科書を選ぶことになったので、多くのエクセルVBAの本をチェックしました。
なので、その中から特に良かった書籍を目的別に紹介していきます。
エクセルVBAに興味があって触れてみたい
世界でいちばん簡単なExcelVBAのe本
対象:初心者
キャラクターを適度に使っていて、エクセVBAを気楽に学びやすくなっています。
解説自体もシンプルなので、ざっくりエクセルVBAの基礎全体を学ぶのにオススメです。
基礎からガッツリ勉強したい
Excel VBA 本格入門 〜日常業務の自動化からアプリケーション開発まで〜
対象:初心者~中級者
僕個人のことですが、この本は職業訓練校の教科書として使ったので、何度も音読した思い入れのある本です。(専門書を音読するという貴重な体験でした・・・)
内容としては、基礎からガッツリ詳しく書かれていて、後半部分は中級者向けの内容になっています。
ただし、写真を見てもらうとわかりますが、かなりの厚い本です。(マンガの単行本2倍以上の厚さ)
全体で550ページくらいあり、1ページ当たりの文字数も多いです。そのため、純粋な初心者の人がひとりで取り組むと、あまりのボリュームに挫折しやすいと思います。
なので初心者の人はイキナリこの本にはチャレンジしないで、薄めの基礎本で勉強した後に2冊目の本としてチャレンジしてみてください。
プログラム方法や管理を学びたい
ExcelVBAを実務で使い倒す技術
対象:中級者
VBAの基礎は理解できてるけど、どんな風にプログラムを作ったらいいか知りたい人におすすめです。
「エラーの対応方法」や「VBAの資産化」など、エクセルVBAを効率的に使える方法がのっています。
自分で何本かプログラムを作ってみて、「もっと効率的にプログラム開発や管理できないかな?」と疑問を感じたタイミングで読む本になると思います。
本を使った勉強のポイント
エクセルVBAを初めて勉強する人は、本を読むだけでいっぱいいっぱいになって、実際にプログラムを入力・実行することまでできないと思います。
でも、インプットするだけではなかなか理解できません。アウトプットすることで気付きや理解が早くなります。
なので、どの本でVBAを勉強するにしても、掲載されているプログラムはできる限り自分の手をつかって、実際にプログラムを打ち込んでみてください。