【VBA】セルの書式設定一覧(フォントやサイズなど)

フォントや色以外にも、下線や太字などもVBAで設定できます。

フォントの設定

Font.Nameプロパティに、フォント名を設定します。

フォント名は、ダブルクォーテーションで囲みます。

POINT

フォント名を手入力すると、半角スペースが全角スペースになったりなど入力ミスが起こり、フォントが正しく設定されません。

そのため、ホームタブにある書式一覧からフォントを選び、表示されたフォント名をコピーし、VBAのプログラムに貼り付けましょう。

 

フォントサイズの設定

Font.Sizeプロパティに、数値で指定します。

数値なので、ダブルクォーテーションでは囲みません

 

文字を太字にする

Font.Boldプロパティに、Trueを設定します。

元に戻したい時は、Falseを設定します。

 

文字を斜体にする

Font.Italicプロパティに、Trueを設定します。

元に戻したい時は、Falseを設定します。

 

文字に下線を引く

 

下線は4タイプあるのですが、下の実行結果を見た方が、違いが判ると思います。
【実行結果】

 

文字に取り消し線を引く

Font.Strikethroughプロパティに、Trueを設定します。

元に戻したい時は、Falseを設定します。

 

文字を上付き・下付きにする

 

上付き・下付きがピンとこない人は、下の実行結果を見てください。上付き・下付きの意味が分かると思います。

【実行結果】

スペルが似ててパッと見わかりにくいのですが、上付きはSuperscript、下付きはSubscriptにTrueを設定します。

元に戻したい時は、Falseを設定します。

 

文字の色を設定する

Font.Colorプロパティに色を設定するのですが、2通りの設定方法があります。

エクセルにすでに用意されている定数(色の値が設定されている)か、RGB関数を使用して色を指定します。

RGB関数は、R(RED:赤)、G(GREEN:緑)、B(BLUE:青)の3つの値を指定することで、色を指定します。

 

カラーに関しては、VBAカラー一覧(組み込み定数、RGB値)でまとめているので、色選びの参考にしてください。

VBAカラー一覧(組み込み定数、RGB値、16進数)|色見本あり
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