【VBA】別ブック、別シートの列を削除する

別ブックを指定する時はWorkbooks、別シートを指定する時はWorksheetsを使って列を削除します。

サンプルコードでは、Columnsを使って列削除を行っています。RangeやEntireColumnを使った列削除を行いたい場合は、次の記事を参考にしてください。

別ブックの列を削除する

Workbooks(“ブック名”)でブック名を指定し、そのブック内の対象シートをWorksheets(“シート名”)で指定します。

サンプルコードでは、「社員情報」ブックの「住所」シートから1列目を削除します。

Workbooks("社員情報.xlsx").Worksheets("住所").Columns(1).Delete

1行だけなのでプログラムの読み方を説明すると、「社員情報エクセルの住所シートの列1を削除」となります。

注意する点としては、ブック名を指定するところは拡張子.xlsxも書く必要があります。

存在しないブックやシートを指定した場合は、下の画像のエラーが発生するので、「ブック名」と「シート名」を確認してください。

対象シートをWorksheets(“シート名”)で指定します。

この時、対象のブックはアクティブブック(1番手前に表示されているブック)になるので注意してください。

コードを実行する直前にさわったエクセルファイルが対象になります。

サンプルコードでは、「住所」シートから1列目を削除します。

Worksheets("住所").Columns(1).Delete

1行だけなのでプログラムの読み方を説明すると、「住所シートの列1を削除」となります。

列削除の基本や、その他の応用テクニックは下の記事を見てください。
【VBA】列を削除する(１列だけ、連続した複数列、離れた複数列)