定数の命名規則
標準モジュールなどに、消費税率などシステム全体で使う定数を定義すると思います。
他の変数と区別がつくように、すべての文字を大文字、また単語の区切りは_(アンダースコア)を使います。
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'消費税率 Public Const TAX_RATE As Currency = 0.08 |
適用範囲による命名規則
変数の適用範囲によって、プリフィックスを付けます。(最近はあまり見ないかも・・・)
適用範囲 | プリフィックス | 例(ユーザ名) |
---|---|---|
グローバル | g | gstrUserNm |
モジュール | m | mstrUserNm |
プロシージャ | なし | strUserNm |
標準モジュールの命名規則
プリフィックスとして、modを付けます。
また、ひとつの標準モジュールに全てのプログラムを書きこまずに、目的に応じて複数の標準モジュールに分けて管理します。
私の場合は、以下のように4つの標準モジュールに分割することが多いです。
標準モジュール名 | 用途 | 例 |
---|---|---|
modCmnConst | いろいろなシステムで使う 共通の定数定義 |
消費税率 |
modCmnFunction | いろいろなシステムで使う 共通の関数定義 |
消費税計算処理 |
mod○○○Const | 現在プログラミングしている システム独自の定数定義 |
試験判定システムの場合: 合格点 |
mod○○○Function | 現在プログラミングしている システム独自の関数定義 |
試験判定システムの場合: 合格判定処理 |
※○○○部分は、システム名を付けます。
POINT
このように標準モジュールを分けることで、新しいVBAのシステムを作る時も、基本的な処理はmodCmnConst(共通定数)とmodCmnFunction(共通関数)をコピーして配置するだけでOKです。
そうすることで、基本的な処理のプログラミングをする必要がなくなるため、生産性が向上します。→その分、ゆとりをもって開発ができるようになります。
このように標準モジュールを分けることで、新しいVBAのシステムを作る時も、基本的な処理はmodCmnConst(共通定数)とmodCmnFunction(共通関数)をコピーして配置するだけでOKです。
そうすることで、基本的な処理のプログラミングをする必要がなくなるため、生産性が向上します。→その分、ゆとりをもって開発ができるようになります。