「プロパティの使い方が不正です。」の原因・解決方法

エラー内容

VBAコンパイル時に、「プロパティの使い方が不正です。」と表示される。

 

原因と解決方法

4つの原因と、その解決方法が考えられます。

原因1. = がない

解説

プロパティに値をセットする時に、=がない事が原因です。

サンプルソースでは、Range(“A2”)に値をセットしようとしているのに、Valueの後に=がありません。

 

解決方法

プロパティの後ろに、=を追加します。

 

原因2. 引数の()がない

解説

Cellsなどで、引数の()がない事が原因です。

 

解決方法

引数を()で囲んであげます。

 

原因3. プロパティを何にも使ってない

解説

プロパティを記述しているけど、何にも使っていないのが原因です。

 

「コードに書いてあるプロパティをどうしたいの?」ってことです。

 

解決方法

取得したプロパティに対して、処理を追加します。

たとえば「MsgBoxでプロパティの値を表示」したり、「プロパティに値をセット」「変数に格納する」などがあります。

サンプルソースはMsgBoxで値を表示するように修正しました。

 

原因4. コレクションに値をセットしている

解説

SheetsやHyperlinksなどのコレクションに値をセットしているのが原因です。

サンプルソースでは、sheetsコレクション(シートの集まり)に対して、シート名をセットしているのが原因となってます。

 

解決方法

正しいプロパティを指定し、処理を記述します。

サンプルソースの場合は、sheetsコレクションなので、対象のシートとNameプロパティを指定し、値をセットするように修正します。

 

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